2016年のGW明けの週末、以前から興味があった東京蚤の市というイベントにちらりと顔を出しました。
東京蚤の市とは?
頼めば作ってもらえるものではなく、“熟成”を待たなければならない古道具や古雑貨。
それらが生まれた時代や国、過ごして来た時間に思いを馳せることは、
古いものを愛でる人にだけ訪れる、至福のひとときなのです。
そんな幸福な体験のできる場所、「いいもの見つけた!」とはしゃげる場所。
「東京蚤の市」は、そういう場所でありたい。
探し方はあなた次第、楽しみ方もあなた次第。
来場される一人一人が、何かひとつ心に残るものを手にすることができますように。
きっと気になるものが見つかる。きっと誰かに話したくなる出会いがある。
「東京蚤の市」は、そういう場所でありたい。
第9回東京蚤の市概要
日程:2016年5月14日(土)、15日(日)
時間:14日(土)10:00~18:00/15日(日) 9:00~17:00
開催場所:東京オーヴァル京王閣
東京都調布市多摩川4-31-1
入場料:500円(小学生までは無料)
主催:手紙社
雑誌『自休自足』『カメラ日和』の創刊編集長を務めた北島勲と、
雑誌『マイガーデン』の副編集長を務めたわたなべようこを中心とした編集集団。
調布市内に3つのお店〈ごはんとカフェ 手紙舎〉〈作家とカフェ 手紙舎 2nd STORY〉〈本とコーヒー tegamisha〉を経営。そのほか「もみじ市」「東京蚤の市」「カフェ&ミュージックフェスティバル」の企画・運営など、カタチにとらわれない編集活動を続けている。
こんなコンセプトのゆるふわなイメージとは裏腹に、年に2回開催されるこのイベント、ここ数年ものすごい規模(5000人とか1万人とか)のイベントになっているらしく、最近人混みがますます苦手になっている私に耐えられるか疑問ではあったものの、近くまで行く別予定もあったので、頑張って覗いてみることにしました。
開催場所は調布の競輪場!200店以上の出店者数
全国の名だたる(オシャレでマニアックな)雑貨屋、古道具屋、古書・古着屋さんなどが一同に集まります。わりと大きな企業も出店してますが、基本はいつもは小さな店舗で頑張っておられるようなお店(だと思う)。
私が行ったのは2日目の午後でしたが、豆皿市なんてほとんどモノが残ってませんでしたし、人が多すぎて早々に出てきてしまった人なども多そうでした。けれど店舗のラインナップはさすが、といいますか、とにかくみんなカッコイイ。私が個人的に古道具とか好きだからというのもあって、ものすごくツボでしたが、基本そういうアンティークモノはお値段がそれなりなので、最近断捨離モードなわたしは、モノを買うというところまでには今回は至りませんでした。
被写体としては最高におもしろい!
しかしながら、通常実店舗ではなかなか商品の写真を撮るとかできないけれど、こうしたイベントではほとんどの店舗で写真撮影はOK(というかみんな撮ってた)だったので、あれやこれやと撮りまくりました。
さすがに一眼レフとデカイレンズを持ち出すのははばかられたのでコンデジ主体で、商品をじっくりではなくイメージ写真的な撮影だけをしましたが、もっとその気でじっくり撮れば最高に楽しいだろうなーと思いました。素晴らしい被写体がゴロンゴロンしてるわけですから。
実は撮影していて一度だけ「撮影はお断り」と注意をされたのですが、個人的には今の時代は、じゃんじゃん撮って、よかったらインスタやFacebookに上げてね。上げてくれたらタグつけてねくらいのマーケティング手法のほうが絶対いいんじゃないかなーと思いました。商品の見せ方やコーディネートもお店のポリシーと想いが詰まっていて、簡単に写真だけ撮り逃げされたくない、みたいな感覚になるのも理解はできますが、こうした楽しいイベントでは臨機応変に対応してもらえるとうれしいなあ・・・。あからさまな迷惑になるならよくないですが、もう人がわんさかのお祭りですからね〜。
畠山美由紀さんのライブが!
会場内にはステージがあって、いろんな方がミニライブを行っていたのですが、ちょうど私が行ったときは畠山美由紀さんが出られていて超ラッキー。大好きな松本隆さん(作詞家)の作品も歌われていてうれしいサプライズでした。
会場が広い!疲れやすい!ので、それなりに覚悟してお出かけを。
飲食のショップもそれなりに出店してるのですが、もしかしたらランチ難民もあるかもと思って、わたしは食事は済ませてから突入しました。こういうモノたちって見てるのは楽しいんですが、日差しも強いし見るだけで結構疲れるので、それなりに覚悟して、少なくとも水やおやつは念のため持参、スニーカーなど歩きやすい靴で挑まれることをオススメします。
可能ならここに出店しているお店(全国各地てんでバラバラ)に旅をしている間に行って楽しむといったことをやりたいし、それに特化した情報や提案ができたらいいなあと思っていたりもします。このカフェに行きたいから!このショップに立ち寄りたいからその土地へ行く、という旅の仕方もいいと思うし、そういう感度の高い情報が集まる場所がいいゲストハウスなのかな、とも思うので。
第二弾はわんさか撮った東京蚤の市PHOTOをまとめてお届けします!
東京蚤の市の記憶 PHOTO Gallery
2018年追記 今年秋の東京蚤の市は11月10・11日!
14回目となる東京蚤の市。毎回どんどん入場者が増えて大変なことになっているようですが、全国あちこちからこの日しか会えない・買えないようなお店が一同に会するイベントはなかなかあるようでないですよね。最近は韓国や台湾など海外からのお客さんも増えているようす。
今年のライブもまた渋いラインナップ。意外と(といったら怒られるけど)ライブもいいですよね。手紙社すごいな。
今年秋の公式サイト:第14回東京蚤の市
第14回東京蚤の市概要
日程:2018年11月10日(土)、11日(日)
時間:9:00~17:00
開催場所:東京オーヴァル京王閣 東京都調布市多摩川4-31-1(京王線「京王多摩川駅」臨時改札口目の前)
入場料:500円(小学生までは無料)
主催:手紙社 後援:調布市
お問い合わせ先:手紙社 042-444-5367 http://tegamisha.com/
《ステージスケジュール》
11.10 sat
11:00〜ザ・ぷー
12:30〜かせきさいだぁ
14:00〜カジヒデキ
15:30〜アン・サリー
11.11 sun
11:00〜海藻姉妹
12:30〜成山内
14:00〜おおはた雄一
16:00〜七尾旅人