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スリランカのアーユルヴェーダ施設に10日間滞在した話。

 

2015年6月、以前からずっと気になっていたスリランカにあるアーユルヴェーダ専門のホテルに滞在して休養してきました! 初めてのスリランカ訪問だったので、最初の1週間はお友達と一緒に車をチャーターしてのわりとゴージャスな周遊旅行、後半の10日間をアーユルヴェーダホテルでのステイにしました。

※追記:2017年6月にもスリランカのアーユルヴェーダホテルに滞在しました。その時の様子は 2017スリランカ でちょこちょこ更新中。

スリランカって、どこにあるの?

わかりやすく言うとインドの隣のセイロン島というのがスリランカです。インド洋に浮かぶ島ですね。日本と中国の関係に近いような気もしますが、仏教はインド発祥ですが、今も深く信仰されているのはスリランカのほうだったりします。

食事もインド南部で食べられている料理に近く、基本的にはスパイスの効いたカレーがメイン。また、セイロンティーというものがあるように、島の中心部は標高が高く、その傾斜地を利用して、イギリスの植民地時代から紅茶が栽培され、産業として発展してきました。

アーユルヴェーダはインド発祥・スリランカでも発展した古代からの伝統医学

 

アーユルヴェーダは、インド発祥の古くから伝統医療で、数千年の歴史があると言われています。日本ではエステティック的な要素が強く紹介されていますが、スリランカでは完全に「医療」として認められています。

 

アーユルヴェーダ(ayurveda)

アーユルヴェーダは、サンスクリット語の「アーユス(aayus|生命)」と「ヴェーダ(veda|知識、学問、真理)」が合わさった言葉で、「生命の科学」ともいわれる、インド・スリランカにおける伝統医学です。 アーユルヴェーダは、自らが自身の心と身体の状態を知り、心身共に調和のとれた、健康的な生活おくる方法について教えてくれます。 病気を患ってしまっている場合の治療についてはもちろんですが、そもそも病気になりにくい心身をつくること、つまり健康を維持し病気を防ぐという「予防医学」の側面を大切にしています。 アーユルヴェーダは、心と身体の繋がりを理解して、自らを癒していく方法(技術)を教えてくれる、インド・スリランカの伝統文化が育んだ「知識」です。 また、アーユルヴェーダはインド・スリランカの「医食同源」ともいわれ、身体の状態に応じて、適切な食べ物とそうでない食べ物についても語られており、日々の生活における実践的な生活医学でもあります。

アーユルヴェーダライフhttp://www.ayurvedalife.jp より  

わたしもアーユルヴェーダについてはあまり詳しくなく、興味はあるものの、ほとんど知識のないまま施設にステイすることになりました。

 

アーユルヴェーダ専門のホテルとは?

文字通りアーユルヴェーダ医学をベースにした滞在型の施設のこと。このジャンルのホテルはインドよりもスリランカの方が発展しているようで、海外からのゲスト対応まできちんとやっているリゾートホテル型のアーユルヴェーダホテルも複数あります。

施設によりますが、基本的にはお部屋は普通のホテルルームで、アーユルヴェーダの施術を行う別棟があり、食事もアーユルヴェーダの考え方に基づくもので、ほとんど外へ出ずに保養と療養するというのがアーユルヴェーダ専門のホテルの特徴です。

 

アーユルヴェーダマハゲダラのガーデン

広大な敷地に素晴らしい庭園もあり、蓮の花が毎朝咲いてました。

 

このアーユルヴェーダ施設、行く前にわたしも「いったいどんなところで、何をするの?」とたくさんのブログやWebサイトを検索しましたが、体験談はそれほど多くなく。なのでこれはレポートするしかない!ということで、どんなところだったか少しずつご紹介していくことにしました☆

 

選んだ施設はヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラ!

日本人が経営する日本人御用達の施設(アロマなどの専門店生活の木がプロデュースしているホテルなども)もありますが、わたしは ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラというホテルにステイすることにしました。 公式サイト(日本語ページ)

こちらを選んだ決め手は、その頃珍しく体調を崩してめっちゃ疲れていたので、ちょっと高級感あるお部屋でより快適度を高めたかったのと、6月はその地域が雨期で、ちょうどプロモーション価格をやっていて比較的安価に滞在できたこと。また、アーユルヴェーダホテルの中で「バワ建築」のホテルだったことに加え、メインドクターがかなりよかった!という感想がちらほらあったことも選択の決め手になりました。

 

海も目の前、プールを眺める客室がある高級感たっぷりなリゾートホテル(ただしお酒もコーヒーも置いてない)

ホテル客室

スタンダードランクの客室。毎朝毎晩ベッドメイクとオイルまみれのガウンの交換をしてくれる

 

で、滞在してみてどうだった?

ひとことで言うと「チョーよかった!!」です。 2年に1回くらい行けたら最高かと。ただし滞在期間は絶対最低でも1週間は必要だとやっぱり思いました。滞在期間の短い日本人向けに3日間のパッケージというのがあるはあるのですが、これだと本当に「アーユルヴェーダ体験」にしかならず、じっくり療養するアーユルヴェーダホテル滞在の本来の目的とは違ってきます。

しかもマハゲダラは、3日間のプログラムだと、日本人が一番やりたがる「シロダーラ」という額の上にオイルをタラタラ垂らしてリラックスする有名な施術はなし。シロダーラはここでも滞在4日目以降に3日間連続でやるこころとからだに効くメインの施術のひとつなのですが、疲労がある程度取れない限り、効果が薄いという考え方からのようです。

シロダーラやその他施術のこと、食事のことはそれぞれまたご紹介していきますね!

餌付けもされたっぽいリス

ガーデンにはリスもいました。かわゆい。

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2017年6月追記

2年に1回は・・・を実現するべく、6月上旬、スリランカにまた行って来ます!
今回はマハゲダラとは違うアーユルヴェーダ専門ホテルに5泊してくる予定。前よりは短いけどそれなりに真剣に!かな〜?2017スリランカ のタグで更新していきますので、お楽しみくださいませ!

 

奈良といえばやっぱりシカ!
アーユルヴェーダホテルの食事はドーシャによって変わる!

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